【ご報告】「市民ファンドフォーラム in 神戸」開催しました!(2013/2/23)

2月23日に「市民ファンドフォーラム in 神戸」を、こうべまちづくり会館で開催しました。

「僕ね、20万円寄付してみたんですよ。寄付する人はどんな気分だろうと思って」その場の参加者は驚きました。
『市民ファンドが地域を変える!』と題し、わかやま地元力応援基金の有井安仁さんに講演していただきました。
「実際すごいことなんだ、と実感しました。寄付者の立場に身をもって立ってみることやってみたんです」と有井さん。和歌山の人々の寄付の大半は他地域に流れている実態をみて、地元に参加するきっかけが必要だと気付いたそうです。みかん、カジキマグロ、海、など、和歌山の地域性を生かしたプロジェクトは聴いていても楽しいものでした。

後半は座談会。寄付者の立場で田口智弘さん、寄付を受けた団体の立場で、フードバンク関西の浅葉めぐみさん、仲介する市民ファンドの立場からしみん基金・KOBEの江口聰さんの4者に、参加者21人も輪に入ってのディスカッションに。NPOの立場の参加者の方は、ファンドレイズの悩みについて、また市民ファンドの間の競争のことなど、さまざまな意見が出されました。

まだまだ社会的取り組みとして緒に就いたばかりの市民ファンド、今後の各地方でそれぞれのスタイルで広まっていくと期待されます。
(事務局)

有井安仁さん

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