食のセーフティーネット 食べ物を使って生活弱者を支援

活動概要

フードバンク関西は2003年4月から活動を開始した認定NPO法人です。

現在40数企業から定期的あるいは不定期に、余剰食品の寄贈を受け、児童養護施設、母子生活支援施設、障害者施設、高齢者介護団体、ホームレス支援団体、更生施設等、非営利福祉団体90か所に、隔週1回あるいは月1回の頻度で食品を搬送し無償で分配しています。

現在ボランティアは56人、交代で食品の回収や施設へのデリバリー、事務所での食品の検品、入出庫管理、仕分け等の作業に当たっています。

みなさんからの声

企業の皆さんからは、「丹精込めて作った食品を自ら廃棄するのは心苦しい。食べ物として活用されるのは有り難い。」と喜んでいただき、福祉施設利用者さんからは、「食べ物を受け取る喜びだけでなく、多くの人達に支えられている事を実感して自立への意欲が湧く」と喜んでいただき、ボランティアには「たくさんの笑顔に出会える事が楽しい」と喜んでいただける活動です。

税制優遇について

この活動の最大の問題は、事業から全く収益が上がらない事です。そこで、すべての活動運営費は、当法人の活動趣旨にご賛同いただける皆様に賛助会員になっていただき、その年会費と寄附で賄っています。

そのため、寄附をして下さる皆さんへ税制の優遇措置を受けていただける団体になるため、当法人は2007年11月に認定NPO法人になり、再認定を2009年に受けました。従って当法人への寄附金は寄附金控除(一部税控除)の対象とする事が出来ます。

最近の動き

新しい挑戦として、支援対象を非営利福祉団体と限定せず、福祉のネットから洩れている緊急支援を必要とする個人に対しても、行政からの要請を受けて緊急食支援を行う「地域の食のセーフティネット」の仕組み作りを始めました。すでに芦屋市、尼崎市で態勢を整え、実働しています。

寄贈・寄付について

食品関連企業あるいは個人の方からの食品の寄贈を募っています。
ただし、寄贈いただく食品は、
個人の皆様からの食品の寄贈については、
  1. 賞味期限以内である事
  2. 未開封である事
  3. 常温保存可能である事
を条件としています。
企業の皆様からの食品のご提供については、
食品の安全管理上の約束と責任の所在をあきらかにした「食糧等の引き取りについての確認書」の交換をお願いしています。また引き取り食品の種類、量、頻度、配送方法等の詳細は事務局に直接ご連絡をいただき、ご相談させていただきます。
なお、食品の寄贈だけでなく、活動運営費支援のための寄付金も募集しています。今後、継続して食のセーフティネットとしての役割を果たすことが出来ますよう、ぜひ、おひとりでも多くの方に賛助会員になっていただき、継続的なご支援をお願いしたいと思います。
【賛助会員年会費】
個人の場合     一口千円
団体、法人の場合  一口1万円
個人、団体ともに何口でもお申込みいただけます。

運営団体


認定NPO法人 フードバンク関西

〒659-0051 芦屋市呉川町1-15

TEL 0797-34-8330 FAX 0797-34-8330

ホームページ http://foodbankkansai.org/
e-mail foodbank05@yahoo.co.jp

団体の詳細なデータ

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