市民活動支援 地域に根ざした様々な市民活動助成

趣旨

市民活動の基盤づくりを公的支援に頼ることなく、市民・企業市民等が自発的に寄付を出し合い、智恵とチカラを持ち寄って市民による公益的な活動を支えていく仕組みをつくることを通じて、自発的・主体的な市民と市民による地域連携型組織が責任をもって社会に参画し、こころを育みいのちを大切にした持続可能な地域におけるくらしを支えあう、「新しい市民社会」を確立することを目指しています。

基金誕生のストーリー

阪神淡路大震災から3年が経過した1998年頃から震災復興のためのボランティア活動を支える資金源が細ってきました。しかしながら、多くのボランティア団体では、資金がないからといって活動を取り止めにすることはできない状況でした。そこで、せっかく芽生えてきた市民活動を育てるためには、行政だけに頼ることなく、「市民の手で市民のためにつくる基金」を設立しようという構想が、震災後生まれてきたボランティア団体から呼びかけられはじめました。(詳細は、こちらをご参照ください。)

寄付の使われ方

神戸市を中心とする地域の草の根市民活動団体による公益を目的とした事業・活動に対する助成金として活用しています。
助成先を選定するにあたっては、団体の活動拠点を訪問してヒアリング調査を実施しています。また、市民に公開された場で申請事業についてのプレゼンテーションを行って頂き、第三者機関である審査員会による公開投票で助成先が決定しています。助成を受けた団体は、1年後に助成による成果報告を行い、その結果を公開しています。

支援した相手からの声

平成19年度助成先団体「雌岡山梅林を育てる会」からの声

今回のご支援で、放置されてきた梅林を復活させるために、草刈・剪定・苗木植えなどの作業道具や材料などを購入し活動基盤の整備をすることができて、誠に感謝申し上げます。

このたびの公開審査会におけるプレゼンテーションで、私たちの活動に対して過分な評価を頂き、大きな喜びと励ましを覚えました。その後活動を通して、「私たちの活動も世の中の役に立っているのだ」というある確かな感覚が仲間で共有されるようになり、活動自体に活気が出てきました。ボランティア活動はつくづく心を合わせてみんなでやるもので、地道な努力の積み重ねが必要だと感じた次第です。

今回の成果は、自分たちの活動も世の中の役に立っているという心の拠り所をもつことができたこと、そんな大きな心の贈り物を頂いたことです。ほんとうにありがとうございました。

他団体からの声はこちらをご参照ください。

アピールポイント

大震災をきっかけに設立したコミュニティ・ファンドで、被災地を中心に活動する草の根市民活動に対する支援を通じて、震災に学んだ「市民主役の市民社会形成」を目指しています。

寄付の累計や内訳

107,003,239円(2009年12月末日現在)

税制優遇の有無

運営団体


特定非営利活動法人 しみん基金・KOBE

〒651-0095 神戸市中央区旭通1-1-1-203

TEL 078-230-9774 FAX 078-230-9786

ホームページ http://www.stylebuilt.co.jp/kikin/
e-mail kikin@stylebuilt.co.jp

団体の詳細なデータ

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