趣旨
神戸文化支援基金は、市民の志で芸術文化活動を支えることによって、わがまち神戸・兵庫に豊かな文化の土壌を築いていこうという仕組みです。皆さんからの寄付をもとに、兵庫県下で芸術家たちが芸術のユートピアを目指し、翼を未来へと拡げる活動を応援しています。
基金誕生のストーリー
基金誕生のきっかけとなったのは、40歳の若さで亡くなられた一人の神戸市民・亀井純子さんの「若い芸術家たちの意欲的な活動を応援したい」という想いでした。純子さんがコツコツと貯めて残された1000万円を元に、1990年5月に草の根基金「公益信託亀井純子文化基金」が立ち上がり、以来、その遺志に賛同した市民の皆さんによるご寄付に支えられ、年間約100万円規模の助成を続けてきました。
亀井純子さん、そしてご協力くださった皆さんの志を受け継ぎながら、より息長く、そしてより多くのアーティストを応援したいと、2010年に「一般財団法人神戸文化支援基金」を設立、島田誠・悦子さん、西川千鶴子さんそれぞれからの遺贈、市民の皆さんの多くのご志縁、「亀井純子文化基金」との統合を経て、その活動の公益性が認められ2011年4月に「公益財団法人」となりました。また、同年3月に発生した東日本大震災をうけ、東北での文化活動を応援する助成事業行っています。
寄付の使われ方
「亀井純子文化基金」から累計して、2012年3月末現在で139事業、2355万円を兵庫県下の芸術活動に対して助成、また「アーツエイド東北」を通じて7,062,139円を、被災地のアーティストへ助成を行いました。
アピールポイント
なお、当財団への寄付は、税制優遇措置の対象となります。また、1000万円以上のご寄付については冠名基金（寄付者の名前のついた基金）として扱わせていただきます。助成先となる芸術活動分野（ジャンル）をご指定いただくことも可能です。
運営団体
公益財団法人 神戸文化支援基金
〒650-00 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲート
TEL 078-262-8058 FAX 078-262-8058
ホームページ http://kobushi-kikin.com/index.html
e-mail office@kobekec.net