趣旨
1995年1月17日の阪神淡路大震災によって被災した留学生・就学生のために全国から寄せられた寄付金から、一時金3万円を計767名に支給し、その残額約1300万円を原資として創設されたものです。
基金誕生のストーリー
奨学金支給が開始されたのは1996年4月。それ以降、基金は毎年、アジアからの留学生・就学生4~7名に対し、月5万円の奨学金を給付してきました。
寄付について
これまで十数年にわたって奨学金の支給を続けてこられたのは、原資に加えて、多くの方々の寄付、神戸学生青年センターで春に開催される「古本市」の売上げ、基金運営委員を講師とする講座の受講料収入等により基金を維持してきた結果といえます。特に、奨学基金の趣旨に賛同する全国の方々が古本を寄せてくださることにより、「古本市」の収益が400万円を上回るようになり、それが大きな力となっています。
アピールポイント
この奨学基金の特長の一つは、大学等に在籍する留学生だけでなく、日本語学校に学ぶ就学生に対しても奨学金の支給を行っている点です。一般に就学生は、留学生のように応募できる奨学金も少なく厳しい条件の下での勉学を余儀なくされています。本基金では当初から就学生にも奨学金を支給することで就学生支援を続けています。
運営団体
(公財)神戸学生青年センター・六甲奨学基金
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878
ホームページ http://ksyc.jp/
e-mail info@ksyc.jp